山・里・海という豊かな自然のなかで、在来作物を使った保存食、灰汁水で煮る笹巻きをはじめ、特色ある食文化が育まれてきた鶴岡市。
同市では『食文化創造都市推進プラン』を策定し、食や食文化を生かしたまちづくりを推進されています。
本プランの基本目標は、次の3つです。
1.食文化の伝承・創造と共に歩む産業振興
2.食文化を生かした交流人口の拡大
3.食文化による地域づくり
「交流人口の拡大」に向けては、例えば県内や隣接県の旅行会社、観光地域づくり法人、「鶴岡ふうどガイド」さんが連携し、旅行商品づくりを活発に。
地域の食や食文化の魅力については、専用Webサイト、及び鶴岡駅前の施設「鶴岡食文化市場FOODEVER」等を通じて発信。
また、海外都市との交流等により、鶴岡における料理人の人材確保と育成に、重点が置かれている現状も知りました。
26日には、在来作物の保全・活用を通じて地域振興に貢献されてきた、山形在来作物研究会の「公開フォーラム」に参加。
いろいろと学んだ2日間でした。